お知らせ

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2016.11.17

【千里中央】ピラティスで幸せになる事が出来る?


こんにちは、千里中央店Kazuです。
今日は少し長くなってしまいますが、「幸せ」について

『ハーバード流 幸せになる技術』 を読みました。

世界で最も「成功」と「幸せ」について考えてきた大学、ハーバード。
ハーバードといえば、成功の象徴であると同時に“成功の罠”の象徴でもある場所だ。そこには、大きな成功を手に入れたにもかかわらず幸せにはなれなかった人が大勢いる。だからこそ、「本当の成功とは何か、本物の幸せとは何か」についての研究や議論が日々行われているのである。」
 
世界で初めて心理学がおこなわれた場とも書かれています。

本を読んで内容をまとめると
「自分が何をすべきなのか明確に分かっている状態、それを精力的に行っている状態。自分の人生が有意義で価値的なものだと捉えている状態」が幸せではないか。と思います。

・人は「〇〇すれば幸せになれる」という、「幸せの神話」に縛られている。 ソニア・リュボミアスキー(ハーバード大学卒業/カリフォルニア大学教授)
たとえば昇進したら幸せになれる、お金持ちになれば幸せになれる、結婚すれば幸せになれると、私たちは思いがちです。ソニア・リュボミアスキーは「〇〇すれば幸せになれる」という思い込みを「幸せの神話」と呼びました。

・幸せは成功の結果ではなく、成功に先行する。
・幸せに生きることはより成功する手段である。
・幸せな人は長生きで生産的で、より高収入である
・人々は、自分を幸せにするものが何かを、思いのほか頻繁に見誤る。
・仕事は人を幸せにするか 「幸せを得るには、仕事をする必要がある」
・新しい習慣が身に付くと、脳は書き直される。
・幸せな、無数の「ちょっとしたこと」の積み重ね。
・幸せは互いの奉仕の中にある、という真実は揺るがない。 

メソッド5 幸せを創る「行動習慣の技術」にはマインドフルネスについて載っています。
 
マインドフルネスについてカリフォルニア大学グレートグッドサイエンスセンターは
「移り変わる瞬間瞬間の中、自分の思考や感情や身体感覚と自分を取り巻く環境への気づきの状態を維持すること」と説明しています。
エレンランガーはそのエッセンスを「新しい物事に動的に気づくプロセス」と語り、これを実行すると「今、この時」に向き合い、状況や全体像を敏感に捉えられるようになると述べています。
身の回りで起こっている出来事に”気づいている”ことで、エネルギーを消費するのではなく生み出す状態になり、ストレスを軽減し、創造性を発揮し、パフォーマンスを高められます。だから、マインドフルネスな人はルール、ルーチンワーク、目標を指針としながらも、それらに支配されることはないというのです。

ここから感想です。
最初に書いた内容だけではなく、
微細な身体感覚や今ここに集中している状態、心がからだの中に収まっている状態、利他の心(社会的生物としての人間)も重要であることが分かります。物欲によって得れるわけでもないし、誰かがきっかけを与えてくれる事はあれども結局は自分の中にあるものです。

それと言うのは「我」が一切なくなっている、「我」を作り出す大脳の暴走が止まっている状態・脳神経系の変容や、脳の血液の流れが変わっている状態であるんだという理解が高まります。マインドフルネスである事が重要な事が分かります。

幸せというのは与えられるものや手に入れるものではなく、気づいていくものですね。
その気づきを高める・マインドフルネスの効果を得ることが出来るピラティスによって幸せを感じていく事が出来るようになりますね。
(ピラティスをすることで幸せになる。というより、ピラティスをすることで幸せになる為の方法論を学ぶことが出来る。という表現の方が近いですね。) 
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